コウです、よろしくお願いします!
「ゼロからプログラミングを始める」人に役立つ情報を発信しています!
今回からはついに『コードを学ぼう2』になります。
ユニットは『変数』からスタート。
それではDay48「記録する」どうぞ!!
解答例
まずは解答例を確認しましょう。
解答例
コードの解答例は以下のようになります。
解答例を動画で確認する
上記のコードを実行した結果がこちらになります。
ステージ攻略「記録する」
ステージを攻略していきましょう!
え?すごいカンタンそうだけど?
『コードを学ぼう1』を学習してきた
方はそう思う方も多いはず。
しかし今までには無かった『var』というものがあります。
これは数を数えたりするのに使うのですが、
一度数えずに宝石を取るところまでやってみます。
宝石を取って、「宝石0/1」も「宝石1/1」になったのに、
キャラクターは喜んでいません。
これは宝石の数を数えていないので、
ゲーム内部では宝石を取ったことになっていないからです。
『var』について確認しましょう。
var:変数を宣言する
『var』は変数を宣言する時に使います。
要するに数を数えるということです。
変数の宣言
数えるって言っても、変数とか宣言とか知らない言葉あって頭ごちゃごちゃだよ!!
僕はこういう状態でした。
まずはここを解説していきます。
数学の変数
Swiftの変数と数学の変数は基本的な考え方は同じです。
数学にも変数というものが出てきます。
「y=2+x」という式がある時に、「x=3」だとするとxに3が代入され、
「y=2+3」になり「y=5」となります。
Swiftの変数と宣言
ただし、Swiftの場合はまず
『Swiftにxが変数であることを宣言する』
必要があります。
『x』や『y』はプログラミングするときに、
文字として使われることもありますよね。
だからなにも言わないとSwiftは、
『x』や『y』が変数なのか文字なのかがわからないんです。
宣言するとは『これから使うxは変数ですよ』と、
Swiftに教えてあげるということですね。
数を数えるメリット
変数を宣言するのはわかったけど、どうしてそんなことするの?
例えば合計で10個の宝石を取るとします。
数を数えておくと、forループやwhileループを使うときに、
『宝石を5個取ったら〜する』とか『宝石を8個取るまで〜する』
という指示ができるんです。
今までには無かった分岐の方法ができますね!
varの使い方
変数を宣言する時には以下の書式を使います。
var 変数名 = 初期値
varはvariableの略で、英語で変数という意味です。
変数名
『変数名』は先ほどの『x』や『y』のことです。
自分で自由につけることができるので、
わかりやすい名前にしましょう。
今回のステージでは
『gemCounter』
という変数名が元から入っていました。
初期値
初期値は値なので、数字が入ります。
初期値を設定しないと、Swift側からエラーが出ます。
必ず設定するようにしましょう。
今回は『0』を初期値として設定しました。
宝石を取った後に『gemCounter = 1』とすることで、
宝石を1つ獲得して数えたことをSwiftに知らせます。
このように変数の値は何度でも上書きすることができます。
まとめ:記録する
今回はじめて『var』が登場しましたね。
ポイントを振り返りましょう。
- varは数を数えるために使う
- 変数は宣言する必要がある
- 『var 変数名 = 初期値』で変数を宣言できる
- 変数名は好きな名前をつけることができる
- 初期値には数字を入れる
はじめてのコードを学ぼう2はいかがでしたか?
少し難易度が上がったように感じますが、
ここまで学習してきているあなたなら大丈夫ですよね!
次回はDay49「値を増やす」でお会いしましょう!ではまた!!