こんにちは、コウです!
「公務員なんだけど転職しようか迷っている、、」
「働きながら教員採用試験に合格できるかな?」
「採用試験って難しそう、、」
など考えているあなた。
諦めるのはこの記事を読んでからにしてください!
- 自分の仕事に満足していない人
- 働きながら教員採用試験に合格できるか不安な人
- 働きながらでも試験が受けられるか気になる人
3年前の僕はこんな感じ↓
先生になりたいけど教員免許持ってないしなあ・・・
県庁職員で安定してるのにわざわざ転職する必要があるかなあ・・・
しかし、働きながら教員免許を取得し教員採用試験にも合格することができました!!
転職したのはイイものの、後悔もありますが・・・
あなたも僕の体験談を参考にすれば転職への道筋が見えてくるはず!
今回の記事は【④教員採用試験編】です。
【①大学入学編】【②大学の講義編】【③教員採用試験対策編】をまだ見ていない人はそちらもチェック!
そしてこの記事の後に【⑤採用後編】もあります。
ぜひ最後まで読んでいってください!!
スケジュール
自分が受験する年の1年間のスケジュールを確認しておきましょう
例えば2024年度の採用を目指すのであれば2023年度にやっておくべきことになります。
大まかな時期 | やること |
---|---|
3月〜5月 | 教員採用試験の説明会、募集要項、出願書類の配布 |
4月〜6月 | 出願 |
7月 | 1次試験 |
7月〜10月 | 1次試験 結果発表 |
8月〜10月 | 2次試験 |
9月〜10月 | 合格発表 |
1月〜3月 | 採用前面談・研修等 |
10月上旬〜翌3月下旬 | 採用内定 |
翌4月1日〜 | 教員として勤務開始!! |
※都道府県等により異なります。
詳細は各都道府県等のHP等で確認してください。
採用試験の内容
試験の内容は各都道府県等により異なりますが、
大きくは以下のものが実施されます。
- 筆記試験
- 論文試験
- 面接試験
- 実技試験
- 適性検査
このうちのいくつかを組み合わせて1次試験・2次試験で構成されることが多いです。
以下で詳細を確認します。
筆記試験
筆記試験は多くの都道府県で以下のような形で実施されます。
一般教養・教職科目:100点
専門分野:100点
2つの試験を受けることになるということですね。
『一般教養』『教職科目』『専門分野』がそれぞれどういうものか確認しましょう!
一般教養
以下の科目で構成され、中学校から高等学校レベルの問題が出題されます。
- 人文科学:国語・英語・芸術
- 社会科学:歴史・地理・政経・倫理
- 自然科学:物理・化学・生物・地学・数学
科目数は多いですが、どれも基礎レベルが中心です。
また専門分野の出題と被るものもあるので、
そこまで気構えなくて大丈夫です。
範囲広すぎる!
僕はもともと理系大学卒だから、理系科目(自然科学)は落とさないようにしたよ!
教職科目
教職に関する専門知識が問われます。
教員免許取得のために大学の教職課程を履修した方なら
雰囲気はわかると思いますが、それよりも広範囲かつ深い内容になります。
学習指導要領と呼ばれる子どもたちに教えなければならない内容が
書かれたマニュアルのようなものがあるのですがその中から出題されたりします。
教育の歴史や教育の仕方、教育に関連した法律などからも出題されます。
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
- 教育事情
面接とか論文でも使う知識だよね。
僕は全くゼロからのスタートだったけど、
「ヘ〜そんなものがあるのか〜」
という興味からくる意欲で乗り切ったよ!
専門分野
小学校高学年から中学校の学習内容が主に出題されます。
正直簡単な内容になるので、
周りの受験者も高得点を取ると考えた方がいいです。
一般教養とか教職教養に比べると知っている内容だから
後回しにしがちかも。
他の勉強の合間に息抜きみたいにやるのがおすすめ!
論文試験
60分程度の時間で与えられたテーマについて
600〜1000文字程度の記述をします。
多くの都道府県等で実施されているので対策は必須と言えます。
論文の過去問はネットで調べればすぐに出てくるので、
練習で書いたりしておきましょう!
僕の時のテーマは「グローバル化や技術革新による社会の変化への対応」だったよ。
学習指導要領などに記載されている客観的な内容とともに自分の主張もはっきりと書いたよ!
面接試験
その人の人柄がわかる面接試験はその比重が大きなものになっています。
働く上では人間関係が大事で、それを形作るのは人柄ですからね。
人間関係を円滑にする方法については上の記事でまとめています!
さて、面接試験といってもいくつかの種類があります。
- 個人面接
- 集団面接
- 集団討論
それぞれ個別に確認しましょう。
個人面接
受験者1人に対して面接官が2人〜3人程度で実施され、
15分〜30分程度の時間で行われます。
よくある自己PRや志望動機に加えて、
教育に関する知識を問われたり場面指導を行ったりもします。
場面指導は特定の場面に対してあなたがどのような対応をとるか説明するものです。
僕は前職の採用面接を経験してるからと思ってあまり対策しなかったら痛い目を見たよ、、
『教員』特有の質問があるから注意しよう!!
何か問題が発生した時に1人ではなく、
複数人・チームで解決することができるかどうかを
聞かれていると僕は感じました。
教員不足が問題になっていて人数が少ないため
相談しづらいと思うかもしれません。
しかしそれでも管理職や同僚に相談していくことを
アピールできると良いかもしれません。
集団面接
受験者6〜8人に対して同じ質問や個別の質問が出されます。
最初の人から順番に回答していく場合と、
挙手をして回答する場合もあるようです。
僕の受けた自治体では実施されませんでしたが、
採用予定者説明会で似たようなものはありました。
集団討論
受験者6〜8人で与えられたテーマについて、討論します。
ここで評価されているのは協調性です。
自分の意見を押し通すことがこの試験の目的ではありません。
実際に働く場合も学年の人と対立していたのでは仕事になりませんからね。
「討論」と名前はついていますが、
人の意見を批判したりすることはやめておいたほうがよさそうです。
集団討論の時は自分の意見を言うのはもちろんだけど、
プラスして周りの意見を聞きつつ、
話し合いの方向性を決める役に徹したよ!
リーダーシップがアピールできるから試験官の目にとまりやすくなるかも!
実技試験
僕の受けた時は実技試験はありませんでしたが、
都道府県などによって実施の有無が変わります。
実施される場合は以下のものです。
- 水泳
- 器械運動(マットや鉄棒・跳び箱など)
- ピアノ
自分の受験する都道府県の試験内容を確認し、
実施の有無については確認しておきましょう。
実施されるということであれば練習しておく必要があります。
試験勉強と並行して時間を確保しましょう!!
適性検査
運転免許証の取得の際などにやったことがある人もいると思います。
素直に自分の思うままに回答しましょう!
変に考えて回答するとそれが結果に出てしまうので注意です。
試験当日
当日は自分の努力を信じるのみです。
実力を120%発揮できるように必要な準備は前日のうちに!
僕は社会人を経験しての受験だったから、
周りは若い人ばかりかなと思っていたけど
意外と同じくらいの人とか上の人もいたよ!
どうしても周りが気になっちゃうけど、
自分の実力を発揮することに専念しよう!
ちなみに服装はスーツで、ビジネスバッグを持って行ったよ!
試験は併願可能!
試験の日程が被っていなければ他の都道府県の試験を併願することもできます。
ただし関東や関西などある程度のブロックで試験日が同じになっているので、
自宅からの距離を考えると併願はあまり現実的ではないかもしれません。
併願できるのは
勤務地の縛りがなく試験に行く時間や費用を確保できる人
のみになりそうです。
教員免許は?
僕は教員免許取得見込みで試験を受けました。
結局教員免許が手元にきたのも働き始めてからです。
(なかなか免許がもらえずドキドキしていましたが働き始めることができました)
取得見込みで受験する際には大学で
教員免許を確実に取得できるように単位取得も忘れずに!
せっかく試験に合格できたのに、
「教員免許が取得できなくて働けない!」
なんてことになったらもったい無いですからね
まとめ
僕の経験談も含めた教員採用試験についてでした。
何度もお伝えしていますが、試験内容は各都道府県等により異なります。
必ず自分の受験する都道府県等の試験内容を確認してください!
- 採用試験は「筆記」「論文」「面接」「実技」「適正検査」など
- 試験当日は自分の努力を信じる!!
- 試験は併願可能だが、あまり現実的ではない
- 教員免許は取得見込みで受験することができる
正直僕は教員になって後悔しています。
イメージしていた働き方ができなかったからです。
ここまで教員のなり方を説明してきて何言ってんだ!って感じですが、、
採用試験のためには時間やエネルギーがたくさん必要になります。
あなたにはたくさんの時間やエネルギーを使った後に後悔してほしくありません。
自分のやりたいことが本当に学校の先生なのか不安な人は
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